花屋と恋と私
花屋アンネリーをご存じだろうか。
というか私は一体いつまでこの口調でブログを書き続けるのか。
堅苦しくて読みづらいのでいますぐにやめたい気持ちと、手が勝手にこの口調にしてしまっている自分とがノーガード戦法の殴り合いを続けている。
……そんな事はどうでもよろしい(01並感)
今回はそう、花屋アンネリー、花に関連のあるキャラクターたちの話がしたいのである。
花屋アンネリーとはシリーズ通して出現するバイト先である。……今回3の話は全くしないが…………(3ファンの方、ルカファンの方、申し訳ない)
私は1,2の花屋が好きだ。何故なら、1では大好きなお友達、有沢志穂ちゃんが働いていて、2でも志穂ちゃんが出てくる上に真咲先輩がいるのだ。好きでしかない。
あと、学力あげたい(試験で1位になりたい)マンなので私にとって、花屋バイトは有り難い&有り難いである。
そんな1,2での花屋や、花と関係のあるキャラクターの関係性について完全なる私の妄想&妄言&私見で書いていきたい。
有沢志穂と守村桜弥について
この二人は言うまでもない、妄言でも妄想でもなく、公式でもVSモードに敗れると付き合っている風描写(付き合っているという明言はない)が見られる。
花が好き、花を大切にしたい気持ちが強いという共通点がある二人。とてもお似合いで、私はしょっちゅうお見合いBBAをしてしまう。VS敗北イベントの際も二人で大切に花を育てていく描写があるくらい花を大切にして、花がキーとなっている二人なのだ。
さて、この二人だが、私は志穂ちゃんがアンネリーでバイトをしているのはもしかしたら桜弥くんが関係しているのではないかと考えている。
もともと花が好きだった中学時代、同じく花を愛でる少年に出会った志穂ちゃん。それが守村桜弥という少年であり、彼と花の話をしていくうちに惹かれていく。
そして高等部へ行き、園芸部に入るかどうしようか悩んでいたが、花が好きなことは確かだが、毎日部活として活動していくとなると予備校に通うことの障害になってしまう。また、志穂ちゃんが桜弥くんのことを好きなことは周囲の人にはばれていたのかもしれない(隠しているとはいえ結構分かり易いので)。園芸部に入ると冷やかされて真面目に活動ができないのではないかという懸念も過った可能性がある。
そこで聡明な彼女は社会経験を積むことができてお小遣いも稼げ、そして何より大好きな花に囲まれることができるバイトという手段を選んだのかもしれない。花屋にいれば桜弥くんが買い物に来るかもしれないという淡い期待もあったかもしれない。
そうして、桜弥くんも花屋で一生懸命働きながら学業も優秀、そして花を大切にしてくれる志穂ちゃんに惹かれてゆくことになる(主人公はいない世界線)。
有沢志穂と真咲元春について
さあ、次は志穂ちゃんと真咲元春について話していく。
真咲元春はGS2のキャラクターではあるが、高校時代もアンネリーで働いていたという設定があったはずだ(私の記憶違いでなければ)。
そんな真咲先輩と志穂ちゃんのファーストコンタクトはアンネリーでのバイト初日であったはずだ。真咲先輩の方が年下なので、志穂ちゃん高2の際に真咲先輩(高1)が面接に来た際に見かけたのがファーストコンタクトかもしれない。
いずれにせよ、二人のお互いの第一印象はあまりよくなかったかもしれない。
真面目で堅い印象のある志穂ちゃんと、明るく気障で優しい真咲先輩ではタイプが真逆である。おそらく同じ学校の同じクラスであったとしても会話などないタイプであろう。
しかし、ここはクラスではなくバイト先である。ある程度のコミュニケーションがなくては仕事はできない。特に二人は高校生であるから、シフトが重なっていることも多いはずだ。真咲先輩のバイト初日に志穂ちゃんが真咲先輩に仕事を教えることもあったと思う。
その中で真咲先輩は最初のお堅いイメージではなく、志穂ちゃんの花を愛する優しい一面を垣間見ることになる。
ここからは完全に妄言なので真咲先輩が好きな人は聞き流してほしいのだが、真咲先輩は淡い恋心を抱いたと考える。後に恋人となるデイジーとは全く逆のタイプであることから、恋心というよりは憧れに近いものかもしれない。以下、妄想劇場である。
真咲先輩のバイト初日、「この人は素敵な人だな」くらいの気持ちでいたところに桜弥くんが買い物にくる。どう見ても志穂ちゃんの様子がおかしい。モジモジして先ほどまでのハキハキした様子は微塵も感じられない。
顔は赤らみ、心なしか笑顔が柔らかい。志穂ちゃんが桜弥くんに恋をしていることが分かり、真咲先輩の憧れという感情は恋心へと変わる前に敗れてしまった。
志穂ちゃんの恋心に気が付いてからは真咲先輩は応援したと思う。なんせ面倒見のいいお兄ちゃん気質な男なのだ。しかも志穂ちゃんはポエムを読んだり、一生懸命に花を愛でるだけで奥手である。じれったくなって本人に「なあ、いつも買い物に来るあの眼鏡のお兄さんのこと好きなんだろ?もっとアピールしなよ」と口走ってしまったかもしれない(ここで迷子になる真咲元春の口調)。
「何言ってるのよ、そんなわけないでしょ!彼は、ただの同級生よ……」
「んなこと言って……正直に言っちゃえよ」
「……なんでわかったのよ……」
「見てりゃ誰だってわかるよ。わかってないのは問題のお相手さんだけだと思うぜ。早くアピールすりゃいいじゃんか」
「そんなこと言っても、私は、彼にあこがれてるだけなの…見てるだけで、それで幸せなの」
なんて会話をして、真咲先輩は志穂ちゃんの気持ちが思っていたのより数百倍純愛であった事を思い知る。その純愛に感銘を受けて志穂ちゃんを応援することに決めたのかもしれない。
友達と一緒に遊園地に誘ってみたらどうか、とかバレンタインは「普段お世話になってるから」とでも言って渡してみればいいだとか、色々アドバイスをしたと思う(自分の恋愛経験は棚に上げている状態である)。
そんなこんなで、志穂ちゃんの頑張りと真咲先輩の指南もあってか、志穂ちゃんと桜弥くんは結ばれ、共に一流大学へと通うことになる。
志穂ちゃんの方が年上ではあるが、真咲先輩は志穂ちゃんに対してしっかりしたお姉さんという気持ちと手のかかる可愛い妹のような気持ちを両方抱いていたかもしれない。
真咲先輩と志穂ちゃんはバイト仲間であり、男女の垣根を超えた親友になりつつあった。志穂ちゃんの受験が終わり、大学生になると、志穂ちゃんは真咲先輩に受験勉強を教えてあげていた可能性もある。
そんなこんなで友情を育んでいた二人は親友というか盟友というか、そんな恋愛ではない固い絆で結ばれているのかもしれない。
志穂ちゃんは真咲先輩に色々とアドバイスを受けたことで桜弥くんと付き合うことができたと思っているため、「真咲くんに好きな人が出来たら、まず私に言ってね。応援するわ」と言って固い握手を交わした
…………………という完全なる私の妄想劇場であった。
真咲先輩の恋について
真咲元春にその名の通り春が来た。無事大学に進学してバイトも順調に進んでいた、そんな時。ラブストーリーは突然に、とはよく言ったもので真咲先輩の運命の人となる人―デイジーとアンネリーにて出会う。
最初は可愛い妹が出来たなあくらいにしかデイジーを意識していなかった真咲先輩が恋に落ちた瞬間を志穂ちゃんは目撃していた可能性が高い。その瞬間については今度SSでも書いてみようかと思う。
以下、再び妄想劇場である。
志穂ちゃんは真咲先輩の恋心に気が付いて、自分がそうされたように声を掛けた。
「真咲くん、もしかして、彼女の事好きなんじゃない?」
数年前の仕返しだと言わんばかりに「バレバレよ」と笑う志穂ちゃんにタジタジな先輩。人にアドバイスする分にはよかったのだが、いざ自分が恋をしてみると訳が分からなくなってしまった先輩。
「前、色々アドバイスくれたから、そのお礼。私手伝ってあげるわ」
なんて言って、今度は逆に志穂ちゃんから恋愛の先輩として色んなことを教わった。「年も違うし、バイトしか接点がないのだから、積極的に遊びに誘った方がいい」とか「絶対に余裕のないそぶりは見せちゃダメ」だとか、それはもう志穂大明神様と言っても過言ではない程に的確でタメになるアドバイスを頂けたことだろう。
デイジーの鈍感ニブチンスペシャルによって一時大変なことにもなったりしたが(そこもおいおいSSにまとめたいと思う)、志穂大明神様のアドバイスと、真咲先輩の頑張りでなんとか付き合うことになった真咲先輩とデイジー。
志穂ちゃんの心に広がる多幸感と達成感。真咲先輩も自分を導いてくれた時にこんな感覚だったのかと思い、なんだか気恥ずかしくなる。
「真咲くん、結婚式には呼んでよね」
「そっちこそ、友人代表の挨拶は任せとけよ」
なんて会話をして再び固い握手を交わす二人
…………………………っは!!!また妄想妄言の世界に浸ってしまっていた。
まあ、ここまでの事を簡潔に述べると
・志穂ちゃんは桜弥君のことが中等部のころから好き
・志穂ちゃんは純粋に花が好きでアンネリーでバイトをしている
・真咲先輩は当初(本当に一瞬)、志穂ちゃんへ憧れとも恋ともつかぬ感情を抱いていた
・桜弥くんが現れ、一瞬にしてブロークンハート&応援することに決める
・桜志穂が付き合うようになる
・志穂ちゃんと真咲先輩は親友、盟友となる
・アンネリーにデイジーがやってきて真咲先輩が恋に落ちる
・志穂ちゃんが援護射撃を始める
・無事に真咲主がくっつく
・更に深まる志穂ちゃんと真咲先輩の友情
といった感じであろうか。こうも簡単にまとめられると、今までの長ったらしい文章はいらなかったのでは?という気持ちになってくるが、ここは妄言ブログなのでお許し願いたい。
とにかく、私が言いたいことはアンネリー組の友情は固く、男女という垣根を超えたものであるということだ。
もっと砕けた言い方をすると
「お互いの恋を応援する志穂ちゃんと先輩が存在すると思うと尊い」
である。
この妄言ブログは後に桜志穂、真咲主の小説を書くためのメモ書きのようなものなのでヤマなしオチなしイミなしである。
そう、オチがないのだ。
……とりあえず私がアンネリーについて思うことは
「絶対理事長もアンネリー常連なので、真咲先輩との絡みが見たい」
ということくらいだ。
まさかの理事長オチに「コイツぶれないな」と思ったそこのあなた、私も若干自分のことながら引いてるので許してほしい。
さて本題も終わったということで、この辺でおさらばする。
次回もまだ何の題材で書くか決められていないので不定期更新とする。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。